昨年末に扁桃腺が腫れて膿ができて通院していたのですが、治ったと思ったら再発?そもそも完治していなかった?で再び通院することになりました。
思っていたよりも大変なことになってきたのでどういう病気なのか、どんな治療して今どんな状況なのかを書きたいと思います。
扁桃周囲膿瘍とは
まず、病名は扁桃周囲膿瘍(へんとうしゅういのうよう)というものです。
いわゆる扁桃炎が悪化して膿がたまった状態です。
はじめは喉が痛いなぁくらいの感じだったのですが、段々腫れが大きくなって、痛みが増し飲食ができなくなり、声も出づらくなり、唾液が飲み込めなくなってきます。
左右どちらかの扁桃に現れることが多いらしく自分は左側でした。
原因は細菌やウイルスの感染によるらしいですが、自分の場合はできやすい体質と言われました。(短期間で再発したため?)
また高熱が出るそうですが、自分は微熱程度ですみました。
重症化すると死に至る危険性もあります
!!!!!!!
扁桃周囲膿瘍の治療と経過
昨年末にこの状態になった時はかなり焦りました。
食事ができないし、夜唾液がたまって寝苦しくなってしまってとにかく辛かったです。
一日目
耳鼻咽喉科医院に行って最初に診察をしたときは膿のことは何も言われず、点滴をして薬もらって帰りました。
ただ年末ということもあり医院が休みに入ってしまうので毎日点滴通院をすることになりました。
点滴がよく効くらしいです。
点滴、薬が効いたのか腫れが少し引いて食事ができるようになりこれで治っていくものだと思ったのですが…
二日目
翌日で膿があるということで針で抜くことになりました。
この日初めて扁桃周囲膿瘍という病名を知りました。
麻酔も何もなく注射器で扁桃腺のあたりを刺されるのですが、これがめちゃくちゃ痛い。
2回に分けて抜き取ってもらいました。
痛そう…
そのおかげでこの日は症状がより改善されて今度こそよくなっていくかなと思いましたが…
三日目
翌日医院に行くと再び膿ができているとのこと。
再び抜いてもらいましたが、昨日と同じくらいの量ということで治りが悪いなら県立の病院へ行ってもらうかもしれないという話になりました。
確かこの日は刺す場所変えて3回刺されたのよね。
四日目ー1
日曜日を挟んでもう一度医院へ行って膿の量を見てもらったところ、かなり減ってはいるけどまだ膿が出てきてるとのこと。
そして年末年始の休みに入ってしまうと医院では対応できなくなるので、緊急で掛かれる県立病院で念のため見てもらった方がいいということになり紹介状を書いてもらいました。
四日目ー2
さて、県立の病院ともなると新型コロナウイルスの問診から始まります。
医院でも微熱があると車で待機などの処置はとられましたが、病院ではそんな簡単には済まされません。
仕事で名古屋に行っていることもあって、念のためにコロナウイルスの検査からすることになりました。
看護士さんに「大ごとになってすみません…」と言われましたが、こちらこそお手間かけさせてすみませんという気持ちになりました。
何せ検査のために隔離された部屋まで車椅子で連れいかれて、その時に他の人が近づいてはいけないので「患者さんが通りまーす!」と言いながら誘導する人までついて、部屋まで送り届けたら身に着けていたあらゆるものを消毒してから部屋を出ていく様子をみてしまったので、本当に医療従事者の皆様に感謝です。
ちなみに検査は鼻の奥を10秒間ぐりぐりするすごい痛いやつで、結果は陰性でした。
痛いことばかりね…
四日目ー3
ようやく扁桃周囲膿瘍の診察になるのですが、これまでの治療でかなり良くなってきていたので、担当医も何を見たらいいんだ?という感じでとりあえず一週間分の薬を出してもらって完全に飲み切ってまだ調子悪そうなら再び病院へ行くことになりました。
再発すると危険?
経過は順調で年内にはもう何の違和感もなく完治したと思えるような状態だったので年が明けて最後まで薬を飲み切ったら終わりかなと思っていたのですが…
薬が終わったその日から何となく喉に違和感が翌朝はほぼ何ともなかったので乾燥のせいかと思ったのですが、その夜に喉が痛くなり、だんだんと腫れてきて、また食事が喉を通らなくなりました…
本当はもっと早く病院へ行きたかったのですが、よりによって日曜日と祝日を挟んでしまったので悪化してからになってしましました。
間が悪いわね…
というわけで、再発なのか新たな何かなのか、そもそも完治していなかったのか、わからないけどとりあえず耳鼻咽喉科医院へ。
また膿が出てるし前より腫れているということで速攻で県病院送り。
そして再びコロナの検査から始まり、陰性だったので扁桃腺の検査へ。
飲食できない状態だったので入院の可能性もあったのですが、膿を出してもらえば何とか水分取って流動食くらいなら食べられると思ったので、入院は一旦見送ってもらいました。
ただ注射器がこれまでの倍くらいの大きさで抜き取るまでの時間が長く、痛さMAXでした…初めて麻酔はしてもらえましたが、効果あったのかなあれ。
4日後にもう一度見てもらいますが、その前にひどくなって飲食できないようだったら入院するかもしれません。
とりあえず入院にはならなくてよかったわね。
最後に何度も再発するようなら扁桃腺を摘出しないといけないという話になりました。
冒頭でも少し触れましたが扁桃周囲膿瘍ができやす体質なんだとか。
今まで一度もなったことがなかったのに体質なの?と思いましたが、大人になってから変わることもあるそう。
すでに2回なった扱いなので危険信号みたいです。
個人的には完治してなかっただけじゃないかと思ってるんですが、どうなんでしょうか?
予防する手段を聞いてみました、体質なので菌とかウイルスとか関係なくなるときはなるという感じに言われてしまい、詰みました。
とにかくもう二度と再発しないように祈るばかりです。
自分の場合は体質ということでしたが、急性扁桃炎が悪化するとだれでもなる可能性はあるみたいなので皆さんも気を付けてくださいね。
乾燥した部屋にいるのもよくないみたいよ!
ちなみに食事は何とかとれるようになったのでこのままなら入院はしなくて済みそうです。
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